【道北イトウ釣りレビュー】富山県フライフィッシャーYさん

5年前から天塩川本流のイトウ狙いをスタートしました。これまでは年に一度、1日か2日の日程でしたが、一向に結果が出ない為、思い切って今年は長期に休暇を取り、満を持してチャレンジ。しかしやはり結果が出ない。以前案内していただいた某ポイントで、最高の条件の中、ようやくそれと思われる魚を掛けるもバラしてしまった。

その数日後、RIVERNOMADさんとお勧めポイントへ案内していただきました。基本的に私は一人で釣りをする事が多く、あまり他の人の釣りを見る事も最近は少ない。今回、RIVERNOMADさんの釣りを拝見させて頂き、大変驚いた。キャスティングから流し方、全てがとにかく上手い。私が釣りした後から当たり前のように魚を釣る(笑)

それを見て私は、こちらから積極的にアドバイスを求めると、フライパターンやラインシステム、流す層、対岸を流すためのキャスティングなどをを丁寧に教えてくれ、しかもそのその全てが確実に結果に繋がった。とあるポイントに来た際も、アドバイスをもらいそのように流すと、即ヒット。しかもかなりの大物。正直なところ、私一人でやっていたら、まずそのフライの選択の発想は 無かったし掛ける事も出来なかったと思う。

魚がかかった時、今まで私はとても慌ててしまいそのせいでバラしてしまう事が多かったが、的確なアドバイスをもらい落ち着く事ができました。長時間のファイトの末、最後は流心を下り出し、何とか浅瀬でRIVERNOMADさんにランディングして頂いた。ネットに入ったのを見た瞬間、初めは達成感から大声で「ヤッター」などと叫んで、大笑いしながら下流にいるRIVERNOMADさんに近づくつれ、これまでの5年間の道のりを走馬灯のように思い出し、年甲斐も無く人前で号泣してしまった。長年、様々な釣りをしているが、魚を釣って泣いた事は初めて。

流れのある河川でイトウをフライフィッシングで釣る。自分が予想していた以上にはるかに厳しい釣りだった。それでも強く逞しい、野生を強く感じる美しいイトウに出逢う事ができた。今日の日本で、未だ原生が多く残っている北の大地、北海道。そこにはネイティブが存在し、非日常の世界がまだまだあります。次回は更なる大物を目指し、チャレンジします。外見はワイルドですが、決して強要する事なく、とてもソフトで親切なRIVERNOMADさん。彼の全面的なサポートで一生心に残る感動の出会いが出来ました。本当にありがとうございました。